お知らせ、園内の様子

子育て情報「厳しさは暴力を教えることに通じる」

2016-01-10

厳しさは暴力を教えることに通じる

 

 

あるお母さんがこんな相談をなさいました。

「小学校6年の男の子と小学校4年の男の子がいるのですが、この二人はすごく仲が悪くて、毎日学校から帰ってくると、取っ組み合いのケンカをしている。正観さんは『声を荒げて怒鳴るな、怒るな』と言いますが、この二人の間に声を荒げて、割って入らなければ、この二人のケンカは止まらない。現実にそうしなくてはいけないのに、どうやって穏やかに毎日過ごすことができるのですか」

 

「その小6と小4の子供のケンカに、お母さんが大声をあげて、『ケンカをやめなさい』と割って入るのですね」

 

「そうです。そうしなければやめさせられません」

 

「大声で叫びながら、『なんてことするの』とか『だめじゃないの』と二人を説得してきたのですね」

 

「そうです」

 

この方は、目の前の気に入らない人がいたら、大声を出して、暴力的な態度と言葉で相手に言うことをきかせる、という方法を教え込んだのです。

この二人は、母親が教えてくれた方法をやっているだけ。それを母親がずっとやってきて、それ以外の解決方法を知らないのだから、気に入らない兄弟が目の前にいたら、取っ組み合いのケンカをするのです。

親がケンカに割って入って大声で怒鳴る、という方法をやっている限り、子供たち二人は、ずっと変わらないでしょう。

それを教えられた子供は、大きくなって結婚して、子供をもつと、怒って怒鳴って威張って、暴力的に声を荒げて、強権・強圧的に育てるという方法で教育する。

そして、その方法をずっと踏襲している家系は、何十代もずっとそういう方法だけで子育てがまかり通っていく。そして、その中に厳しい親子関係に耐えられなくて爆発する子供が、何十世代に一人、出るのです。

気に入らなかったら、周りの人間に暴力的に接しなさい、という方法論だけを教わった。そして、鬱積して、自分の心の中にたまって、どうしようもなくなったエネルギーが、親は暴力的だから直接には返せないので、そうではないもっと弱い人間に向けられる。

だから、暴力的な子育ての方法を改めないと、何世代か後の殺人犯を育てていることになってしまいます。感情をコントロールできなくて怒鳴ってしまっていることが、何十年か何百年か先の殺人犯を生んでいる。それが、因果関係としてわかったら、今日から怒鳴らないことをお勧めします。

 

皆さんは「子供がかわいい、孫がかわいい。これから、世の中に出てくる4代先、

5代先の子々孫々が、みんな平和で穏やかに人から憎まれないようになってほしい。

社会に旅立つときに、反社会的な行動をしないような子供になってほしい」と思って生きていることでしょう。そこまでは間違っていない。

でも、やっていることは逆です。社会に対して攻撃しろ、気に入らなければ暴力的に闘え、という教育を今日までやってきているのかも知れません。そのことに何十世代もの人が気がつかずに、ずっと同じ子育てをしてきました。

そういう子育てをすると、子孫にそれが出てしまう、ということに気づいてください。自分の世代にこれらを解決できたら、ものすごくラッキーです。

 

 

今日から、強権・強圧的にではなく、笑顔で穏やかに言う、伝えるということをやり始めたら、子供はどんどん変わります。

その事実にハッと気がついた人は、今、この瞬間から始めるといい。

もし、自分の子孫がかわいいのだったら、今やっている自分の態度を改めたほうがいい。そうしないと、子孫がかわいそうです。

「私が正しいことを言っているのに、子供が言うことをきかないのです。正しいことを言っているのだから、声を荒げていいでしょう」というのは、声を荒げていることのほうが問題。

「正しいことを言っているから声を荒げていい」という理論は、結果的に暴力的な子供を育てます。

 

 

 

人は“正しさ”よりも“好き”で動く

 

 

正論だから相手が聞いてくれるわけではない。子供がその親のことを好きだったら聞きますが、嫌いだから聞かないという因果関係だけ。

どうして嫌いかというと、感情がコントロールできなくて、すぐに怒ったり怒鳴ったり声を荒げたりするからです。

子供をきちんと育てるためには、声を荒げなくてはいけない、さらには殴ってでもきちんと育てなければという人がいます。しかし、正当な理由があるなら、殴ってもよいという理屈はありません。殴ってしまった瞬間に、気に入らない人がいたら、自分の思うとおりにするには、殴るという方法を教え込んだということになります。

だから、皆さんは、何があっても絶対に怒って、怒鳴って殴ってはいけない。言いたいことがあるんだったら、穏やかに、にこやかに言う。言うことをきいてくれなくてもいいのです。子供との関係は、言うことをきかせることではなくて、穏やかに、にこやかに言うという、その方法論を教えることのほうがずっと重要であって、言うことをきかせることが重要なのではありません。

 

この話を、今日でも明日でもいいですから、子供にしたほうがいい。そうすると「ほら、お母さん怒っている」「ほら、僕をひどいほうに導こうとしているよね」と言われるようになります。子供は必ずそれを指摘してくれます。

 

子供に対して怒鳴ったり、怒ったりという方法をやめる。それを教え込むことをやめる。そして、言いたいことがあるのだったら、笑顔で言う。

 

「お母さんがいないときに雨が降ってきたら、洗濯物を取り入れてくれると、お母さんうれしいんだけどなあ」というと、はじめは「ふん」といわれるかも知れません。それは母親が、そうやって怒鳴ってきたため、子供は、そのような親には共鳴はしない。

しかし、それを今日から改めて、絶対に怒ったり怒鳴ったりしないことにする。

「そういうふうにしてくれると、うれしいんだけどなあ」と言って、取り入れてくれないのだったら、濡れたものは自分で黙々と取り入れて、黙々とアイロンをかける。

 

そういうのを5回、6回やっていると、これを見ていた子供は、「あ、お母さんが変わった」とお母さんに好意を持つようになる。そうすると、お母さんが「洗濯物を取り入れてくれるとうれしい」と言ったら、取り入れようと思うようになるかも知れません。

 

母親が笑顔で優しく話すようになると、子供が母親に好意をもつようになる。そうすると10年間痛めつけられてきた子供も、わずか3ヶ月で母親に対する評価を変えます。

 

子供は天使です。10年間痛めつけられても、評価を変えるのに10年はかかりません。母親を好きになるのに3ヶ月くらいですむ。子供はそういう意味で天使であり、神さまなのです。

 

子供は、それが正しいかどうかで判断しているのではありません。母親が好きになったら、どんなムチャなことを言っても「はーい、喜んでやります」と子供は答えるかもしれません。

 

だから、母親を好きになったら、「勉強しなさい」と言わなくても、勉強するようになります。「お手伝いしてね」といっても「はーい」、「皿を洗うの手伝ってくれるかな」といっても「はーい」と答えるようになります。

 

とりあえず、お母さんが尊敬されるような生き方、要するに声を荒げない、穏やかに、にこやかに生きていくということを実践してみてはどうでしょう。

 

小林正観(こばやし せいかん)著

「そ・わ・か」の法則 より

 

子育て情報「アメリカンインディアンの教え」

2015-11-29

アメリカインディアンの教え

批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします

敵意にみちた中で育った子はだれとでも戦います

ひやかしを受けて育った子ははにかみ屋になります

ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになります

心が寛大な人の中で育った子はがまん強くなります

はげましを受けて育った子は自信を持ちます

ほめられる中で育った子はいつも感謝することを知ります

公明正大な中で育った子は正義心を持ちます

思いやりのある中で育った子は信仰心を持ちます

人に認めてもらえる中で育った子は自分を大事にします

仲間の愛の中で育った子は世界に愛をみつけます

 

「アメリカ・インディアンの教え」 加藤諦三著 ニッポン放送出版 より引用

子育て情報「ゴミを拾う子はゴミを捨てない子になる」

2015-10-28

ゴミを拾う子は、ゴミを捨てない子になる

 

当園では、定期的に近くの公園に行き子供たちがごみ拾いをしています(3歳以上)。

 

これは、よく行く公園を大切にすること、きれいに使うこと、子どもたちがにぎやかにしているので、ささやかな地域に対する恩返しの意味もあり行っているものです。

 

また、ゴミ拾いを通して「ゴミを捨ててはいけないのだ」ということがわかってきます。

 

ゴミを拾う子はゴミを捨てない子になるのです。

ゴミを捨てない大人になってほしいのです。

 

私たち大人も気をつけていきたいと思います。

 

ゴミのないきれいな社会にしたいものです。

 

島根保育園

 

 

 

 

子育て情報「いのち」

2015-09-30

いのち
あのね 自分にとって 一番大切なものは 自分のいのちなんだよ だから すべての他人の いのちが みんな大切なんだよ

相田みつを

 
中学3年生の男の子が、「なぜ人を殺してはいけないのか」と先生に質問したという
決して殺人願望があるわけではなく、なぜ命が大切なのかに関する一つの質問として聞いたのだという
が、先生からは納得のいく答えが得られなかった。
しかし、この「いのち」を見たらすごく説得力があって、すとんと腑に落ちたという。

命を大切にする

自分の命が大切だから、他人の命を大切にする。
他人の命を大切にしないことは、自分も他人から大切にされない。
だから
他人の命を大切にする、そして自分も大切にされる。
自分のまわりの命を大切にする。
食べ物、植物、動物も大切にする。
私たちの食べ物は、その命を頂いている。
だから、まわりの命も大切にする。

子育て情報「生きる力は母の手が育む」

2015-08-27

生きる力は、母の手が育む

 

大阪大学医学部の先生に玉井克人さんという方がいます。玉井医師は「表皮水ほう症」の専門家で、この病気は全国で数百名ぐらいの難病中の難病と言われているそうです。

 

通常、私達の皮膚は3層からなっていて、それがくっついているそうですが、「表皮水ほう症」はそれが不十分で、夜、寝返りを打つだけで、皮膚がずれて破れてしまう。

 

そのためいつも水ほうができるので、それを一つひとつ専用の針でつぶし、軟膏を塗らねばならない。これを朝夕2回やるそうです。そういう難病なのです。

 

玉井医師は、この研究と治療をずっと続けてきて、信じられない現象に気づきます。

 

それは、この難病を背負っている子供たちが一人の例外もなく、いつもみんな笑顔で実に明るいというのです。

 

あれだけの難病、しかも毎日、激痛と闘っている。いつ治るかも分からないのに、なぜこんなにも明るく、逆にこちらが癒されるような笑顔を見せてくれるのが、不思議でしょうがなかったといいます。

 

ところが、その理由がわかったとのことです。

 

それは、母と子の触れ合いによって活性化される「スキンシップ遺伝子」の働き、なのだそうです。

 

要するに、彼らは生れた瞬間から毎日毎日、朝夕2回、母が水ほうを潰して、全身手のひらで軟膏を塗ってやる。

その母の手のひらが遺伝子に働きかけ、情動の発達を促して、あの優しい笑顔を生み出していたのです。

 

それを玉井医師は「スキンシップ遺伝子」と呼んでいます。

 

難病やハンディという大変な逆境を背負っていても、人を癒し、明るく世の中を生きる力を生み出すのは、母の手のひらなのです。

 

目に見えぬ母の愛情には、それだけの力を与えることが科学でも証明されたのです。

子育て情報「無償の愛」

2015-07-14

「無償の愛」

 

ある朝、たかしくんはごはんのとき、お母さんのお皿の上に一枚の紙切れをのせました。お母さんはそれを読みました。たかしからお母さんへの貸し。おつかいちん20円・おそうじ代10円・べんきょうをしたごほうび20円。ごうけい50円。

 

それは、おかあさんへのせいきゅう書だったのです。でもお母さんはすこし笑っただけで何も言いませんでした。

 

夕ご飯の時です。たかしくんのお皿の上に一枚の紙切れがおいてありました。紙の上には50円玉がのっています。たかしくんはやったぞ、と思いながら、紙に書いてある字を読みました。お母さんからたかしへの貸し。病気をしたときのお世話代0円・服や靴やおもちゃ代0円・ご飯代0円。合計0円。

 

読み終わるとたかしくんの目は涙でいっぱいになりました。『おかあさん。50円はいらないよ』といいました。」

 

 

「学級爽快」 下野新聞社より

 

現況報告書

2015-06-30

現況報告書

26年度決算

2015-06-30

決算

子育て情報「狼に育てられた少女からの教訓③」

2015-06-25

狼に育てられた少女からの教訓③

島根保育園

テレビでも言葉を覚える?

これまで幼児期の大切さについてお伝えしてきました。

言葉を豊かにするには、幼児の時に覚えておかなければなりません。これは脳に記憶されるからです。

 

 

 

脳の神経細胞が一番活発に発達していくのは3歳までということは医学的にも証明されています。幼児が言葉を覚えるのも、まさにこの時期なのです。「三つ子の魂百までも」という諺にもあるように、この時期に、言葉だけでなく、人間として基本的な能力が身に付きます。この時期の教育ほど大切なものはないことを、まず念頭においていただきたいのです。

日頃、私達は不用意にテレビをつけていますが、テレビが幼児の脳の発達に及ぼす影響は大きいのです。というのは、人間の声というのは左の脳で聞いていますから、テレビから流れてくる機械の声ばかり聞かせて、人間の生の声を聞かせなかったら左の脳は発達しません。

お母さんの声をしっかりと聞かせないうちから、機械から流れる音を聞かせていたら、人間の声も他の音声と同じように右の脳で処理するようになります。

その結果、どうなるかというと、生れた時からテレビを見て育った子供というのは、人間の声に対して反応が鈍いのです。お母さんが声をかけても、それにあまり反応しないのです。

だいたいテレビの声というのは、反応する必要のないものです。一方的に入ってくるものです。テレビで育った子供というのは、親と目を合わせない、親が声をかけても大した反応を示さないことが多いのです。

ですから、自閉的な子供になる危険があると言われています。自分で自分の世界に閉じこもって、親が声をかけても、テレビの音を聞き流すのと同じようになってしまっているのです。

こうなると、お母さんの言葉が吸収されにくくなります。吸収されないから頭脳が発達しません。言葉は音声と意味とが密着したものですから、そういうもので頭の中が満たされないと、本当の意味での「考える」という行為は行われないのです。

そう考えると、幼児がいる部屋でテレビを長時間つけっぱなしにするのは、避けるべきでしょう。

「0歳からはじめる脳内開発」石井勲 著  より

 

 

 

子供の将来のためにも、テレビは最小限にすることではないでしょうか。

そして、親子の会話を増やしましょう。

 

子育て情報「狼に育てられた少女からの教訓②」

2015-06-10

狼に育てられた少女からの教訓②

島根保育園

狼に育てられたカマラの話から、人間の能力の素晴らしさ、そして、幼少期にどんな環境で育てられたかで、その子の一生を左右することにつながるということをお伝えしました。

幼児の時期は、ものすごい吸収力があると言うことでもあります。

 

夫婦喧嘩は謹んで

日本の赤ちゃんがみな日本語を話している。この何でもない事実の意味することは、実は大変だったのです。

大阪に育てば大阪弁が、東北に育てば東北弁が、赤ちゃんは生まれおちた時から、これを耳にするから身につくのです。だから子供に美しいことばを身につけさせたいと思ったら、赤ちゃんの時から汚い声を遠ざけ、美しい声を繰り返して聞かせるようにすることです。

赤ちゃんの前では、夫婦げんかも慎まなければなりません。「赤ちゃんだから平気だ」ではなくて、「赤ちゃんだからこそ大変」なのです。親になったからには、子供のために、親自身がりっぱなお手本を示すべく努力しなければなりません。

早口でしゃべる親の子供は、やはり早口、乱暴な大声でしゃべる親の子は、やはり乱暴な声、子供の良い悪いは、すべて親の責任であって、決して子供の責任ではありません。くれぐれも細心の注意が大切です。

 

赤ちゃんに語りかけることが必要

まだ言葉を聞き取る能力がないと思われる赤ちゃんに、よく語りかけているお母さんがあります。何かにつけて、とてもわかるまいと思うような言葉を、やさしい声で語りかける。

これはムダのように見えますが、じつは、これが大事な教育なのです。

赤ちゃんは、それを大脳に記録しているのです。それだから、良く話しかけるお母さんに育てられた赤ちゃんは、言葉を良く覚え、言葉を使う能力を伸ばし、知能を高めるのです。

「日本語塾」石井勲著   より

 

 

 

今の若い人たちは、言葉の語彙がとても少ないと言われます。ものすごい吸収力のあるこの幼児の時期に、正しい日本語、美しい日本語を身につけ、語彙を広げることは、脳を活発に使うことになり、将来の生活に非常に重要な意味を持っています。

 

 

 

 

 

 

 

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