島根保育園で大切にしていることの一つが「履物をそろえる」です。
園では自分の履物をそろえることはもちろん、友達の履物が乱れていたら、それもそろえるようにしよう。そして、家に帰ったら、自分の靴はもちろん、家族の靴もそろえるようにと伝えています。
これにより、履物がいつも綺麗に揃っているようにしたい。そんな思いで取り組んでいます。
履物をそろえることは、物事の後始末をきちんとすることです。立ったら椅子を中に入れる。出したものは元のところにしまう。開けたものは閉める。などなど同じことです。後始末の習慣をつけることです。
これができないと締まりのない生活になるといわれます。履物をそろえることで、後始末がきちんとできる良い習慣を身につけたいものです。
ご家庭でも、履物をそろえることに、家族で取り組んでいただけると、子供にいい習慣がつくものと思います。口うるさく言うのではなく、黙ってそろえておく。
それをいつも見ていると、そろっていないことはおかしいと思い、そろえるようになると思います。
どこの家庭に行っても履物がそろっている。そんな社会であるといいと思います。
最後に以下は子供たちが唱和している詩です。
「履物をそろえる」
履物をそろえると 心もそろう
心がそろう時は 履物もそろう
脱ぐ時にそろえておくと
履く時に心が乱れない
誰かが乱しておいたら
黙ってそろえておいてあげよう
そうすればきっと世界中の人の心もそろうでしょう